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2023年3月26日日曜日

【Azure】ストレージBlobで静的Webサイトを作成する(SSL独自ドメインの場合)

注意

ここで紹介しているCDNは、現在提供を終了しています。代替サービスはFront Doorの一部として提供されているCDNを使います。この場合、そもそもの目的が違うことと価格が大きく違うことに注意ください。


前回(ヨコヤマ企画: 【Azure】ストレージBlobで静的Webサイトを作成する(非SSL独自ドメインの場合))は、ストレージBlobの機能を使って静的Webサイトを構成しました。

用意した写真は、アイドルユニット「NoelliL(ノエリル)」が、2023年3月15日に川崎クラブチッタで行なったライブの様子です。

ストレージBlobの機能だけでは、独自ドメインを使った場合はSSLに対応できません。そこで、今回は、CDN(Content Delivery Network)を使ってSSL対応する方法を紹介します。

CDNの提供者は、高速なネットワークとストレージを備えたデータセンターを世界各地に持っています。画像や動画データを、CDNサイトに一時的に保存する(キャッシュする)ことで、応答性を高めるのがCDNの大事な役割です。また、多くの場合はSSL通信に必要な証明書を割り当てる仕組みも備えています。

▲CDNの利用

今回は、それほど多くのアクセスも、世界中に分散したクライアントも想定していませんが、SSL化するためにCDNを利用します。

Azure上で提供されるCDNは複数ありますが、今回はVerizon社がAzure上で展開しているサービス(Verizon Standard)を使いました。この場合の費用は、最初の10TBまでは1GBあたり約18円です。AzureからCDNへの通信料金はかかりませんが、CDNに無料枠はないのでCDNを使わない場合と比べて、若干のコストが追加されます。

なお、ストレージアカウントからCDNにコピーするためのネットワーク帯域には課金されません。

それでは構成してみましょう。前回の続きで、2つのサイトを構成します。

 

Step 1: CDNプロファイルとエンドポイントの作成

最初に、Azureから「Front DoorとCDN プロファイル」の管理ツールを開き、新規作成します。今回は、[その他のオファリングの探索]から[Azure CDN Standard from Verizon]を選択しました。

CDNは、すでにAzureのデータセンターまたはAzureと契約したCDNベンダーのデータセンターに展開されているため、「構築」の必要はありません。作業としては新規作成と同じですが、実際には「プロファイル(構成情報)」が定義されるだけなので、管理ツールには「CDNのプロファイル」と表示されます。

CDNプロファイルを作成するとき、同時に「エンドポイント」も指定できます(あとから追加することもできます)。エンドポイントは、キャッシュするWebサイトの代わりに指定するURLです。

▲CDNプロファイルとエンドポイントの作成

ここでは[新しいCDNエンドポイントを作成する]をチェックして、エンドポイントも同時に作成しました。画面ではnoellil20230315-2となっています。これにAzur CDNのDNSサフィックスであるazureedge.netを追加して http://noellil20230315-2.azureedge.net/ ができました。同様にもう1つのサイトも構成し、最終的に以下の2つのサイトを作成しました。

エンドポイントを作成するときは、元となるデータ(ソース)の場所と種類を指定します。今回はAzureストレージBlobの静的Webサイトを使うので[ストレージの静的Webサイト]を選びました。

しばらく待つとエンドポイントが構築されます。

▲作成されたエンドポイント

この状態で、初回アクセスは大元のストレージBlobから情報を取得するようになるのですが、少々時間がかかるようです。アクセスしても、しばらくは以下のような状態が続きます。

▲エンドポイント作成直後(まだコンテンツが複製されていない)

しばらく待つとCDNにファイルが複製されます。エンドポイントにアクセスすると目的の画像が表示されるはずです。

1つのCDNプロファイルで、複数のエンドポイントを作成できます。CDNプロファイル作成後に、エンドポイントを追加してください。今回は、2つのWebサイトを作成したので、エンドポイントも2つ用意しました。

 

Step 2: カスタムドメインの追加

このままではAzure CDNのDNSドメインサフィックスが使われてしまうので、カスタムドメインを追加します。

前回は、ストレージBlobにカスタムドメインを割り当てたのですが、その設定(DNSのCNAMEレコード)は削除してください。同じ名前を、今度はCDNに割り当てます。

  • 登録するカスタムドメイン名: noellil20230315.nwtraders.net
  • Azure CDNのドメイン名:  noellil20230315.azureedge.net

Webサイトを2つ作っているので、同様にもう1つのサイトのDNS名も割り当てます。

  • 登録するカスタムドメイン名: noellil20230315-2.nwtraders.net
  • Azure CDNのドメイン名:  noellil202303152.azureedge.net

DNSへの登録が完了したら、Azure CDNの[エンドポイント]の管理画面で、カスタムドメインを追加します。


 

Step 3: SSL用証明書(マネージド証明書)の割り当て

最後に、CDNにSSL用証明書を追加します。証明書は自分で作成したものを持ち込むこともできますが、Azure CDNから作成することもできます。Azure CDNで作成した証明書は「マネージド証明書」と呼ばれ、有効期間が来た場合の更新など、管理作業をすべてAzureが代行してくれます。しかも、料金はかかりません。

「厳密な審査を経た証明書を使いたい」といった要望でもない限り、ほとんどの場合はこれで十分でしょう。

 作成したカスタムドメイン名をクリックすると、SSLの構成画面に切り替わります。ここで[カスタムドメインHTTPS]を[オン]にし、[CDNマネージド]を選択して、[保存]をクリックします。

▲マネージド証明書の作成

その後の処理はすべて自動的に進行します。完了するまでは6時間ほどかかるので、気長に待っていてください。Azureの管理ツールを終了しても問題ありません。バックグラウンドで処理は継続します。


▲マネージド証明書の作成(約6時間かかる)

処理が完了しても、実際に有効になるまではさらに時間がかかります。以下は、構成が完全に完了する前にアクセスし、証明書情報を表示した例です。

▲マネージド証明書が完全に構成される前にアクセスした場合

以上で、Azure CDNを使ったSSL化が完了し、以下のサイトができました。

写真はアイドルグループ「NoelliL(ノエリル)

2023年3月25日土曜日

【Azure】ストレージBlobで静的Webサイトを作成する(非SSL独自ドメインの場合)

自分が撮った写真を、多くの人に公開したいと思ったことはありませんか。

ブログサービスで大量の写真を扱うのは面倒ですし、そもそも写真枚数に制限のあるサービスも多いようです。

かといって、自分でWebサイトを作るのはもっと大変ですし、安くても月額数百円から数千円の費用がかかります。

そこで、Microsoft AzureのストレージBlob(AWSのS3的なもの)で、静的Webサイトを作成し、カスタムドメインを設定してSSL化します。

必要な費用はストレージアカウントのコストとストレージからインターネットへ出ていく費用のみです。厳密な価格予測は難しいのですが、ざっと以下のとおりです。

  • ストレージ費用…1GBあたり1ヶ月約2.7円(ブログ執筆時点での東日本)
  • ネットワーク費用…最初の100GB無料

その他にストレージアクセスの回数による加算などもありますが、どうせアクセス数も少ないでしょうから無視します。ネットワーク費用も、100GBを超えると1GBあたり十数円が加算されますが、無視します。以前は5GBしか無料枠がなかったのですが、現在は100GBに増えています。

今回作成したWebサイトは2つありますが、あわせても1GB未満です。つまり、1ヶ月3円くらいのコストでWebサイトが作成できます。

それでは設定していきましょう。なお、Azureの契約や基本的な操作手順などは省略します。詳しく知りたい方は拙著「ひと目でわかるAzure」の第1章を参照してください。必要なストレージ操作などもこの章に書いてあります。


ひと目でわかるAzure基本から学ぶサーバー&ネットワーク構築第4版


Step 0: 準備

Webサイトを作ります。用意したのは、アイドルユニット「NoelliL(ノエリル)」が、2023年3月15日に川崎クラブチッタで行なったライブの写真です。

Webサイトの作成には、Adobe LightroomのWeb作成機能を使いました。数クリックでWebアルバムができます。本題ではないので詳しくは説明しませんが、こんな感じのファイルができました。階層構造があります。

▲Webアルバムのファイル

Step 1: 汎用ストレージアカウントの作成

Azureで汎用ストレージアカウントを作成します。速度はそれほど要求されないのでStandard (HDDタイプ)で十分です。

パラメーターはすべて既定値で問題ありませんが、ここではローカル冗長を指定しました。ローカル冗長はAzureのデータンセンター内で3重化します。Webアルバムに使用したファイルは別途バックアップがあるので、ローカル冗長で十分です。

「階層構造があるのに大丈夫?」と思った方、Azureに詳しいですね。既定値で作成したBlobは階層構造を持ちません。ストレージアカウントの下にコンテナがあって、それで終わりなので、1階層です。ですが、ファイル名にスラッシュ(/)があると、階層のように見せることができます。Blobを扱うツールの多くは、ローカルファイルの階層構造をスラッシュを含むファイル名に自動変換する機能を持っています。あとで実際にやってみましょう。

ストレージアカウントができたら、静的Webサイトを有効にします。この時、インデックスドキュメントとして、Adobe Lightroomが作成したファイル名index.htmlを指定します。


▲Blobの静的Webサイトを有効化

[保存]をクリックすると、静的Webサイトが完成です。

▲Blobの静的Webサイトが完成

この時、ストレージアカウントに$webというコンテナが作成されます。ここにWebサイトを構成するファイルを置きます。


Step 2: コンテンツファイルのコピー

ストレージアカウントに作成された$webにファイルをコピーします。今回は手軽に使えるazcopyコマンドを使いました。マイクロソフトのWebサイトからダウンロードしてください。

azcopyはAzure ADを使ったロールベースアクセス制御(RBAC)に対応しているので、Blob内の$webコンテナ対してRBACアクセス許可を与えます。それには最初に認証方法を「Azure ADのユーザーアカウント」に切り換えます。この切り替えには少し時間がかかるため、一時的にエラーが表示されます。気にせず、数分から十数分待ってください。




「Azure ADのユーザーアカウント」変更後のエラーは時間が解決する

そのあとで、RBACの役割を割り当てます(先に割り当てても構いません)。ここでは「ストレージBLOB共同作成者」を選択し、変更の権利を追加しました。

▲「ストレージBLOBデータ共同作成者」役割を追加


準備ができたら、以下のコマンドを実行してAzure ADにサインインします。

azcopy login --tenant-id テナントID

多要素認証を構成している場合はAzure ADのテナントIDを指定する必要があります(詳しい手順は省略します)。

サインインしたら、以下のコマンドでファイルをコピーします(1行です)。階層ごとコピーするオプションが –-recursive です。前述の通り、コピー先(Azure Blob)は実際には階層ではありませんが、階層のように見えます。

azcopy copy  --recursive * 'https://mls202112152.blob.core.windows.net/$web'

以上で、静的Webサイトが構成されました。静的Webサイトの構成画面に表示された「プライマリエンドポイント」のURLにアクセスしてください。

既定の構成ではhttps(SSL)アクセスのみ有効です。http(非SSL)アクセスを許可するには、ストレージアカウントの[構成]で、[安全な転送が必須]を無効にして、[保存]をクリックします。


▲非暗号化通信を許可してhttps(非SSL)アクセスを許可


これにより、httpsだけでなくhttpでもアクセスができるようになりました。

この時点で、DNSドメインサフィックスはweb.core.windows.netです。これではちょっと寂しいです。やはり独自ドメインを設定したいところです。


Step 3: ドメイン(SSL化しない場合)

独自ドメインの構成を「カスタムドメイン」と呼びます。SSLを使わない場合、DNSドメインの管理さえできれば簡単に追加できます。

まず、アクセスしたいDNSドメイン名に対して、静的Webサイトのプライマリエンドポイントのホスト名をCNAMEとして割り当てます。ここでは以下のように割り当てました。

  • 新規に作成するDNS名: noellil20230315-2.nwtraders.net
  • Azure静的Webサイト:  noellil202303152.z11.web.core.windows.net

次に、ストレージアカウントの[ネットワーク]から[カスタムドメイン]タブを選び、設定したいドメイン名を指定して、[保存]をクリックします。ここで、新規に作成するDNS名「noellil20230315.nwtraders.net」を指定しました。

▲カスタムドメインの追加(事前にDNSを構成しておくこと)

以上の操作で以下に対するアクセスができるようになりました。

ただし、カスタムドメインに対する適切な証明書がないため、httpsを使うと警告が表示されます。SSLの目的は、暗号化通信とサーバー確認です。これでは暗号化はできるものの、身元確認ができません。ストレージBlobを使った構成の限界です。

▲適切な証明書がない場合のhttpsアクセス(アドレスバー部分)

 

次回予告:カスタムドメインのSSL化

以上で、Webサイトとして公開できるようになりました。しかし、どうせならSSL化してhttpsでアクセスしたいものです。最近は、素生のわからないWebサイトはhttps接続が必須という会社もあるようです。

そこで次回は、ここで作成した静的WebサイトをSSL化する方法を紹介します。
ヨコヤマ企画: 【Azure】ストレージBlobで静的Webサイトを作成する(SSL独自ドメインの場合)

2018年7月2日月曜日

マイクロソフトMVPアワード(日本最多16回目)

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おかげさまで、マイクロソフトMVPアワードを再受賞しました。今回で16回目です。連続16回(日本で始まってからずっと)は、たぶん日本で2人だと思います。

2018-07-02

Microsoft MVPはカテゴリ別に授与されます。今回は、昨年に引き続き、Cloud Datacenter Managementで受賞となりました。今どきのIT基盤は、クラウドとオンプレミスが融合しているのが当たり前なので、こういう名前になったようです。

ちなみに、一昨年までは、基本的にDirectory Services (Active Directory) または後継のEnterprise Mobilityで受賞しており、他のカテゴリは1回だけ「Virtual Machines」があっただけです。

今回は、昨年に改訂版が出た2冊の書籍が特に評価されたようです。

推している3人組アイドルユニット「まなみのりさ」は事務所を変わって活動の幅が広がり、シンガーソングライター宮崎奈穂子さんは10周年記念アルバム「To the beginning」がビクターというメジャーレーベルから発売されました。比べられるものではありませんが、私も頑張ろうと思います。

そして、もう1つの恒例行事、夏のコミックマーケット(夏コミ)に、猫写真サークル「まぐにゃむフォト」として出展します。こちらもよろしくお願いします。

ちなみに、コミケのWebカタログはMicrosoft Azureで動作しています。

Magnyam-S

2014年1月21日火曜日

ソフトウェアデザイン2014年2月号「2014年IT業界はどうなるのか?」

月刊ソフトウェアデザイン(技術評論社)の2014年2月号で「2014年IT業界はどうなるのか?」という特集が組まれています。

私は「第3章OSとその周辺技術はどうなるのか」の1ページを寄稿しました。

昨年も同様のテーマで書いており、以下の3点を指摘しました。

  • 仮想マシンの拡大
  • 仮想スイッチの強化
  • クラウドの本格利用

概ね合っていたようですが、誰でも思いつくことでしょうから自慢にもなりません。

今年は以下の3点に注目しています。

  • サーバー運用
  • 仮想ネットワーク
  • 仮想ストレージ

サーバー運用は、マイクロソフトのSystem Center製品や、VMwareのvCenter製品群などをさします。もちろん仮想マシン以外も対象です。2013年以降、仮想マシンと物理マシンの区別はあまり意味がなっています。

仮想ネットワークは、単なる仮想スイッチやVLANではなく、データセンターの存在そのものを仮想化するNVGREやVXLANを意味します。

そして、ストレージは単体の製品ではなくOSや仮想マシン管理製品に組み込まれた機能、Windowsの「記憶域プール」やVMwareのVirtual SAN (VSAN) を意味します。

特に、高機能で高性能なNASの地位が「エンタープライズNAS」として重要視されると予想しています。

詳しくはぜひ書店で「ソフトウェアデザイン」2月号をお求めください。

2013年マイヒット

原稿とは別に、自己紹介欄に「2013年マイヒット」として3つくらい項目を挙げてくださいという依頼がありました。

なるべく違うジャンルから選びたかったので、以下の3点を挙げました。

いずれも、もっと前から注目しているのですが、それぞれ理由があります。

宮崎奈穂子さんは、武道館単独ライブのあと「歌・こよみ365」と称して「1年間で365曲、他の人のことを歌う」という試みを始め、11月に完成しました。現在レコーディング中で、CD完成は2月以降の予定です。

当初は「すべての曲がCDになるわけではない」「一部は無料ダウンロード」という話もあったんですが、結局完全なCDセットになったようです。

2013年は、「歌・こよみ365」完成の年なので、マイヒットに入れました。

「魔法少女まどか☆マギカ」は、劇場版の新作です。テレビシリーズは2011年、総集編(前編・後編)の映画は2012年の公開でした。特に、後編は最初から最後まで泣きっぱなしのいい映画でした。

2013年は、劇場版新作が公開され、「ファンがアンチになる過程」を描いているのが新鮮でした。前作ほど泣き通しというわけではありませんでしたが、衝撃度は前作以上ですので取り上げました。

岡田斗司夫さんは2008年くらいから注目しており、2010年から2013年までサポート組織であるFREEexに所属していました。

2013年は「外郭団体」と呼ばれる利益団体が生まれ、新しいステップを踏み出したところなのでマイヒットに入れました。

本来なら、2013年に初めて出会った人、たとえば高校生シンガーの理星さんや、女優の町宮亜子さん,シンガーソングライターの風見穏香さんなんかを入れるべきなんでしょうが、1人に絞れないのでやめました。

このあたりは 別のブログ「ヨコヤマ企画(分室)」で扱っているので、よかったらどうぞ。

2013年10月15日火曜日

出版記念パーティを開きました(追記あり)

今年は、私が関わる本が2冊出ました。

いずれも、一部の執筆と全体の監修をしています。

こういう機会はもうないと思うので、10月6日(日)の昼間に出版記念パーティをしました。

こういう機会はもうないと思うので、10月6日(日)の昼間に出版記念パーティをしました。ただし、予算がないので、節約できるところは極端に節約しています。その代わりゲストに歌手を2人呼ぶという大盤振る舞いです。

詳しくは以下のブログをご覧ください。

ここのところ、公私ともに忙しく、人には「家に帰ってブログを書くまでがイベントです」といいながら、なかなかブログも書けませんでした。

ようやく書けたので、1週間遅れでやっとイベントが終わりました。

ご協力いただいた方はもちろん、参加いただいた方も、本当にありがとうございました。一生の思い出に残る日になりました。

日経BPさんと、マイクロソフトさんからお花をいただきました。
お気遣いいただきありがとうございました。

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2013年8月4日日曜日

ヨコヤマ企画(分室)に投稿しました

仕事とは関係ありません。
なぜか、薬局の店先で路上ライブというお話。

詩愛(しおん)さんフリーライブ

2013年7月31日水曜日

ヨコヤマ企画(分室)に投稿しました

仕事とは関係ありません。
路上ではない、箱ライブ(ライブハウスのライブ)の話です。

大禅師文子Birthday Eve Party Night Show

2013年7月23日火曜日

無料セミナー「横山哲也が語るWindows Server 2012ソリューション」ありがとうございました

本日、7/22(月)に日本マイクロソフトのセミナールーム(品川)をお借りして開催した無料セミナー「横山哲也が語るWindows Server 2012ソリューション ~Active DirectoryからHyper-Vまでおいしいところ全部入り~」においでいただきありがとうございました。

セミナーの内容は「Windows Server 2012ソリューションアップデート」とほとんど同じなので、資料配付は控えさせていただきました。

普段のセミナーよりも内容を絞った分だけ、余談とか周辺の話などができたかと思います。せっかく来ていただいているのですから、テキスト以外の内容もお持ち帰りいただきたいと考えています。

実は、通常の講習会でもこうした話はなるべく取り入れるようにしているのですが、さまざまな制約で多くの話はできないのが現実です。

終了後は抽選で、私たち講師が執筆した書籍「プロが教えるWindows Server 2012」を3名様に差し上げることになっていましたが、当日の朝、急遽クイズに切り替えることを決めました。抽選よりもクイズの方が楽しいですよね?

すべて○×式で、以下の基準で問題を作りました。

  • 今日の内容に含まれた技術的な知識
  • 今日の内容に関係するが、講義ではお話ししていない周辺知識
  • 横山哲也の個人的な話

今回の無料セミナーに対して、広報担当が付けたタイトルには「横山哲也が語る」という冠が付いていましたので、個人的な出題もあっていいだろうと判断しました。

問題は以下の通りです。

  • Q1: VHD形式では整数値をビッグエンディアンで表現する。
  • Q2: Windowsのバージョンによらず、Server CoreでもPowerShellが利用できる。
  • Q3: Windows Server 2012のHyper-Vで実装されたライブマイグレーションがあれば、フェールオーバークラスターは不要である。
  • Q4: Kerberos認証が開発された Athena Project は MIT、IBM、HP などによる産学共同プロジェクトである。
  • Q5: Active Directoryデータベースオブジェクトには属性ごとにUSNが割り当てられる。Authoritative RestoreはUSNを10万上げることで復元データを優先的に利用する。
  • Q6: Windows NTに随意アクセス制御(DACL)があるのは米国政府のセキュリティ旧基準C2を満たすためである。
    【参考】MS-DOS のセキュリティレベルは D(最低ランク)
  • Q7: Windows のローカルグループは、米国政府の セキュリティ基準が求める「役割ベースのセキュリティ」を満たすために利用できる。
  • Q8: Windows Server 2012 のリモートデスクトップサービスでは、リモートデスクトップ接続ブローカーが必須となった。
    この機能は、かつて「ターミナルサービスセッションディレクトリ」と呼ばれていたものが進化したものである。
  • Q9: 横山哲也が飼っている猫はこの子である。
    DSC02287M
  • Q10: 横山哲也が、今、もっとも注目している歌手は 宮崎菜穂子である。
    QUIZ

全問正解者はいらっしゃいませんでした。最高7問です。最後の2問はともかく、技術的な問題も難しかったでしょうか。

以下、解答と解説です。

2013年6月25日火曜日

初めての海外出張の時

先日書いた「Windows Server 2012 Hyper-V ネットワーク仮想化」は、その前の記事「シアトルに来ています」で書いたトレーニングをアレンジしたものでした。

この時は、マイクロソフト手配のシャトルバスがあったので、現地では車を借りませんでした。運良く、徒歩数分のところにレストランも数軒あり助かりました。

10年ほど前、Windows XPのトレーニングのときは、バスの手配などなかったので、車を借りました。10年で、マイクロソフトもずいぶん親切になったものです。

VAX 9000

そのさらに10年以上前、私が初めて海外出張に行ったのは、VAX 9000というサーバー機に搭載されたベクトル演算装置の研修でした。確か1989年です。

ベクトル演算(ベクター演算)というのは、当時のスーパーコンピューターの主力演算方式で、主に浮動小数点数演算を高速化するために使われていました。

場所はボストン郊外の、確かウエストボローだったと思います。

4月中旬、まだ寒いボストンのローガン空港近くのホテルで1泊し、研修会場まではレンタカーを借りて1時間くらい走ったでしょうか。

当時勤務していた会社はレンタカー会社との契約で、自動車保険が自動的について来ました。そのため「社員証を必ず見せるように」と言われていたので、呈示すると「保険は要らないな?」と確認して来ました。迷わず「YES」と言うと、「え? 要らないんだろ?」と聞き直されたので、再び「YES」。「だー、かー、らー、要らないんだよね?」。そこで初めて否定疑問の答え方を思い出しました。正しい答えは「NO、要りません」。

レンタカーを借りると近郊の地図をくれるので、そこで行先をチェックして出発です。オートマチック車に乗るのもほとんど初めてで、しかも右側通行。ほとんどの人がやるように、ワイパーと方向指示器を頻繁に間違え、左折時には反対車線に突っ込みそうになりました。

研修は、効率よく最適化するにはどのようなディレクティブ(コンパイル指示子)を入れれば良いかというのが中心で、Fortran言語のソースコードと、コンパイル後のアセンブリコードと付き合わせながら学習しました。VAXのアセンブリ命令はそんなに難しくないので、基礎的な知識があれば理解するのは簡単です。

なお、実際の演習はVVIEF (VAX Vector Instruction Emulation Facility、だったと思う) と呼ばれる機能、実体はマイクロコードで実装されたエミュレータを使いました。速度は大きく落ちますが、機械語はそのまま実行できます。

ちなみに、VAXのベクトル演算装置はその後VAX 6000の一部に実装されましたが、VAX 6000の後期機種からは省かれました。社内向けのQ&A集にはこうありました。

  • Q: なぜ新しいVAX 6000にはベクトルプロセッサがないのですか?
  • A: スカラーの方が高速だからです

スカラーというのは、一般の演算のことです。ちょうどCPUの速度向上がめざましい時期だったせいですが、力が抜ける思いでした。

ここまでで1週間。

DEC Windows

翌週は、「DEC Windowsプログラミング」の研修のために、週末はサンタクララへ移動。いわゆるシリコンバレイで、シカゴで乗り継いで、北米の東から西への大移動です。さすがに疲れたので、夕食に「ツナサラダ」を頼んだら、山盛りのツナで半分以上残してしまいました。

空港のあるのはサンノゼで、サンタクララはそこから車でちょっとです。このあたりは有名どころの企業が多く、ワクワクしたのを覚えています。確か「HP Way」という道路もありました。
ふつう「HP Way」というのは、HPの会社の運営方針を意味するのですが、そういう道があるんですね。

実は、ボストンの研修で頭がいっぱいで、サンタクララのことはすっかり忘れており、ホテルも研修所も調べていなかったのでした(予約はグループアシスタントの人がしてくれました)。場所が分からないことを、ボストンでの研修中に思い出して、あわててクラスメイトに聞いたら場所を教えてくれました。もっとも、サンタクララの研修センターは一般向けと社内向けの2箇所あって、間違えて一般向けに行ってしまい、あわてて引き返したのですが。

今ならインターネットを使って簡単に検索できるのですが、当時はそういうわけにもいきません。社内ネットワークは世界的に整備されており、端末を借りればリモートログオンできたのでしょうが、地図などの画像を扱うのは簡単ではありませんでした。

ちなみにDEC WindowsというのはX Window Systemの実装の一種です。当時のXは既にバージョン11だったので、現在と基本的なプロトコルは変わりません。ずいぶんと寿命の長いシステムですね。

その後はゴールデンウィークに入ったので、LAに住んでいる友人の家まで車で移動しました。その距離、確か800km。Route 101を使えば10時間くらいで着くんですが、同じクラスの受講生に「単調なのでやめろ」と言われて、海岸沿いの州道を1泊して移動しました。このルートは景色も良くおすすめです。

が、今思えばよく行ったものです。

同僚の田中淳子も「チャンスの神様は前髪しかないという。声がかかったら、チャレンジしてみるのは悪くない」で書いていましたが、若い頃は本当に思い切りよく何でもチャレンジしてきたように思います。

そして、今回のSystem Center

今回の出張は、正直言ってそれほど乗り気ではなかったのですが、敬愛する歌手の宮崎奈穂子さんが「今から、新しいことを毎日何か1つやる」と書いていたので、負けていられないとチャレンジしてみました。

新しいと言っても、System Centerは全然知らない製品じゃないし、マイクロソフト本社は何度も行っているし、送迎バスもあるからレンタカーも要らない。全然難しいことじゃありません。しかも、日本からの参加者がもう1人いましたし。

1つだけ心配だったのは日本帰国予定日の翌日に、宮崎奈穂子さんと同じ事務所に所属する歌手全員が出演するライブがあったことで、もし帰りの飛行機が飛ばなかったらどうしようということです(え、そんな理由?)。

おかげさまで、ライブにも行けたので、写真を貼っておきます(今回は写真撮影が許可されていました)。

詳しくは「Birthday Eve祭り tour 2013 ~in YOKOHAMA~@横浜BLITZ

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そして、これは出張の1週間前、4月14日(日)に東京タワーで行なわれたフリーライブ。

2013年3月29日金曜日

宮崎奈穂子×只石昌幸コラボトークライブに行ってきました

私の担当とは直接関係ないのですが、「モチベーション」は新人研修の大きな課題ですし、新人研修は大事な仕事ですので、こちらでも紹介しておきます。

3月21日(木)、縁あって【宮崎奈穂子×只石昌幸コラボトークライブ】に行ってきました。詳しくは「ヨコヤマ企画(分室)」の「感想【宮崎奈穂子×只石昌幸コラボトークライブ】」を読んでください。

シンガーソングライターの宮崎奈穂子さんの場合は、自分がしたいことが明確だったわけですが、多くの人は自分がしたいことが何か分かっていません。特に、最近は就職活動が異常に加熱しているため、「自分がしたいことなど考えている暇はない」という状況ではないかと想像します。そうでなければ、あんな脈絡のない会社選びをするはずがありません。

我々のときも、一貫性のない就職活動をする人はいましたが、エントリシートが手書きだったので、そういう人は少数派でした。

IT系だと、私が関西だったせいもあって「コンピュータサービス」「東洋情報システム」あたりが人気で(わざと旧社名にしてみました)、メーカー系だと外資ならIBM、DECが双璧、国内なら富士通、日立、日本電気あたりでしょうか。HPはコンピュータの存在感はあまりなくて計測器のイメージでした。

厳しい就職活動を経験しているせいか、「なんでも自分のやりたいことをやればいい」と言われても、何をしていいか分からないみたいです。

会社は利潤さえ上げていれば何をやってもいいので、学校よりはずっと自由に動けるはずなんですけど、なかなか分かってもらえないようで残念です。

2011年12月11日日曜日

「運用でカバー」と路上アーティスト

Computer Worldのブログに「運用でカバー」という記事を書きました。

「運用でカバー」というのは柔軟性はありますが、実際に運用するのは難しい面が多々あります。

記事では「路上アーティスト」の話を書きました。東京都には「ヘブンアーティスト」という制度もあるのですが、販売行為はできないのでほとんど意味がありません。

多くの路上アーティストは、路上でのCDやライブチケットの販売で生活しているからです。「路上演奏の対価」としてお金を出している人はほとんどいません。

自治体にすれば、プロのアーティストが演奏場所を無料で使うのはけしからん、ということかも知れませんが、もうちょっと寛容になってもいいのではないかと思います。