ブログ移行時に掲載し損ねた記事で、かなり昔に書いたものに若干の加筆をしたものです。
同僚で先輩の田中淳子さんが、服装と言えばという記事を書いているのを見て思い出しました。
昔、といっても10年ほど前、真面目に聞かれたことがあります。その時の会話。
「ビジネススーツに白いソックスって駄目なんですか」
「駄目です」
「それって、マナーブックの類に書いてありますか」
「書いてあります」
私は流行に疎いので分かりませんが、少し前に、スーツに白い綿ソックスが一部で流行したようです。
今なら、お客様先に出ないのならいいのかも知れません。
(お客様先に行くのは避けた方が無難です)
そういえば、シャツの裾をズボンに入れる「シャツイン」もすっかり市民権を得ました。
以前読んだ「オタクのためのおしゃれガイド」みたいな本には「最初にすべきことはシャツの裾を出す」と書いてあったくらいです。
ただし、ビジネススーツでは絶対出しては駄目です。
大事なことなので繰り返します。ビジネススーツでは絶対シャツはズボンの中に入れます。
去年の春、スーツなのにシャツを出している新入社員風の男性を会社の近くで見かけたので注意しようかと思ったくらいです。
ところで、私はスーツでなくてもシャツは必ずズボンの中です。
同年代でもシャツを出している人はいるので、年齢のせいではないようです。
ピンクのジャケットなんかも来ますので、服装に対してそれほど保守的でもないと思うのですが、シャツを出すのには抵抗があります。
伊勢丹のカリスマバイヤーと呼ばれた藤巻幸夫さんもシャツはズボンの中だそうです。
それからもうひとつ。ビジネスに欠かせないのがネクタイ。
かつての同僚は、一見水玉、近くで見るとウルトラマンという素晴らしいネクタイをして教育コースを実施していました。
そして、クラスには同じネクタイをしたお客様もいらっしゃったそうです。
ほんとにびっくりします。
私は、(受けるかなと思って)マイクロソフトにペンギン柄のネクタイをしていったこともありますが、誰にも気付かれませんでした。
そんな細かいことなど注意していないようです。
ちなみに、マイクロソフトのCEO(当時)、スティーブ・バルマー氏はいつも赤いネクタイです。同じネクタイしか持っていないのかと思うくらい。
ブッシュ前米大統領も、クリントン元米大統領も赤でした。
何でも真っ赤なネクタイは「パワータイ」と呼ばれ、勝負ネクタイの定番なんだそうです。
ただし、肌の色の問題か、オバマ大統領は紺が圧倒的に多く見られます。
就任したあとの一般教書演説は赤いネクタイだったようですが。
現在のマイクロソフトCEOのサティア・ナデラさんはどうかなと思って調べたらネクタイの写真が見つかりませんでした。ネクタイはしないようです。
一度注意して見てみてください。