2013年7月31日水曜日

ハードウェア工作

最近は、ハードウェア工作をする機会もぐっと減りました。

半完成品だった初期の8ビットマイコンは別にしても、昔のPCはいろいろ手を入れる余地がありました。

最初に買ったPC(富士通マイクロ8、通称FM-8)には、オプションのバブルメモリ(景気の良かった頃の記憶、ではなくベル研究所が開発した磁気バブル素子を使った不揮発性メモリ)スロットに、サウンドカードを入れました。

サウンドカード自体は完成品だったんですが、何箇所か半田付けをした記憶があります。

あと、CPUクロックを上げるためのスイッチを付けてました。

FM-8にはメインCPUの他に、グラフィックコントローラCPUが付いていて並列処理をしていました。当時としてはかなり珍しい構成です(さすが富士通)。

マザーボードのテストポイントから「てい倍」されたクロックを取ってきてCPUに与えたら確かに動きました。

が、数十分すると画面に点々が現れて表示が乱れてきます。
ビデオRAM関係の問題だと思い、友人からオシロスコープ(シンクロスコープ)を借りてきて波形を見ました。

このとき、コンピュータのクロックは矩形波ではなく、かなり形が崩れていることを知りました。

そして、結局、問題はCPUがオーバークロックに耐えられなかったことでした。
寺町(京都の電気街)で定格周波数の大きいCPUを買ってきて差し替えたら無事動作しました。

今は「自作PC」と言っても組み立てるだけで、パーツの半田付けなんかはしなくなりましたね。
私も、最後に半田ごてを握ったのは秋月電子の音声合成デジタル時計キットを作って以来です。
ちなみにこのキット、ハーフピッチ(1.27mm)のLSIを基板に直接半田付けするというもので、ルーペで確認しながら必死で作りました。

老眼が進んだ今だと絶対無理です。

アンテックスの半田ごては手元にまだあるのですが、久しぶりに何か作ってみようかと思ったのでした。

あと、ブレッドボード付きのマイクロコンピュータキットもあるのですが、これについてはまたの機会に。

ヨコヤマ企画(分室)に投稿しました

仕事とは関係ありません。
路上ではない、箱ライブ(ライブハウスのライブ)の話です。

大禅師文子Birthday Eve Party Night Show

2013年7月28日日曜日

ヨコヤマ企画(分室)に投稿しました

仕事と全く関係ない話は「ヨコヤマ企画(分室)」に投稿しています。

このブログも、仕事100%というわけではないので、分室との区別は厳密なものではありません。

そこで、これから、分室への投稿についてはこちらで通知だけしていきたいと思います。

ラジオたんぱ「ヤロウどもメロウどもOh!」

現在のラジオ日経でやっていた番組と、その同窓会の話です。

2013年7月23日火曜日

無料セミナー「横山哲也が語るWindows Server 2012ソリューション」ありがとうございました

本日、7/22(月)に日本マイクロソフトのセミナールーム(品川)をお借りして開催した無料セミナー「横山哲也が語るWindows Server 2012ソリューション ~Active DirectoryからHyper-Vまでおいしいところ全部入り~」においでいただきありがとうございました。

セミナーの内容は「Windows Server 2012ソリューションアップデート」とほとんど同じなので、資料配付は控えさせていただきました。

普段のセミナーよりも内容を絞った分だけ、余談とか周辺の話などができたかと思います。せっかく来ていただいているのですから、テキスト以外の内容もお持ち帰りいただきたいと考えています。

実は、通常の講習会でもこうした話はなるべく取り入れるようにしているのですが、さまざまな制約で多くの話はできないのが現実です。

終了後は抽選で、私たち講師が執筆した書籍「プロが教えるWindows Server 2012」を3名様に差し上げることになっていましたが、当日の朝、急遽クイズに切り替えることを決めました。抽選よりもクイズの方が楽しいですよね?

すべて○×式で、以下の基準で問題を作りました。

  • 今日の内容に含まれた技術的な知識
  • 今日の内容に関係するが、講義ではお話ししていない周辺知識
  • 横山哲也の個人的な話

今回の無料セミナーに対して、広報担当が付けたタイトルには「横山哲也が語る」という冠が付いていましたので、個人的な出題もあっていいだろうと判断しました。

問題は以下の通りです。

  • Q1: VHD形式では整数値をビッグエンディアンで表現する。
  • Q2: Windowsのバージョンによらず、Server CoreでもPowerShellが利用できる。
  • Q3: Windows Server 2012のHyper-Vで実装されたライブマイグレーションがあれば、フェールオーバークラスターは不要である。
  • Q4: Kerberos認証が開発された Athena Project は MIT、IBM、HP などによる産学共同プロジェクトである。
  • Q5: Active Directoryデータベースオブジェクトには属性ごとにUSNが割り当てられる。Authoritative RestoreはUSNを10万上げることで復元データを優先的に利用する。
  • Q6: Windows NTに随意アクセス制御(DACL)があるのは米国政府のセキュリティ旧基準C2を満たすためである。
    【参考】MS-DOS のセキュリティレベルは D(最低ランク)
  • Q7: Windows のローカルグループは、米国政府の セキュリティ基準が求める「役割ベースのセキュリティ」を満たすために利用できる。
  • Q8: Windows Server 2012 のリモートデスクトップサービスでは、リモートデスクトップ接続ブローカーが必須となった。
    この機能は、かつて「ターミナルサービスセッションディレクトリ」と呼ばれていたものが進化したものである。
  • Q9: 横山哲也が飼っている猫はこの子である。
    DSC02287M
  • Q10: 横山哲也が、今、もっとも注目している歌手は 宮崎菜穂子である。
    QUIZ

全問正解者はいらっしゃいませんでした。最高7問です。最後の2問はともかく、技術的な問題も難しかったでしょうか。

以下、解答と解説です。

2013年7月17日水曜日

2013年前半の読書リスト

どこかにメモしておこうと思いながら、「どこか」を決められないまま半年以上過ぎました。

そろそろ忘れそうなので、とりあえずここにリストアップします。感想は省略。

年間目標は12冊(少ない)ですが、去年は結局20冊ほど読んだので、今年もそれくらいは読みたいと思っています。そうすると、もうちょっとペースを上げないといけないですね。

2013年7月2日火曜日

Windows 8.1とスタートボタン

Windows 8.1のプレビュー版が公開されています。

予想通り、評判は良いようです。以前、私は以下のような予想をしました(初出はComputer WorldのWebサイトなのですが、現在はサイトが廃止されて読めません)。

前回指摘した通り、Windows 8は短命に終わるかもしれないが、次のバージョンがWindows 7のスタイルに戻ることはないだろう。むしろ、Windows 8以上にタブレット対応が進み、従来のデスクトップアプリケーションのサポートが縮小するかもしれない。

実際に、Windows 8.1で細かな修正や調整が行われ、見違えるように良くなっていると聞きます(私自身はそれほど変化を感じませんが)。市場の反応を見ながら微調整を行うが、後戻りはしないのがマイクロソフトの昔からのスタイルです。

さて、メディアを大きく賑わした「スタートボタンの復活」ですが、「スタートメニューの復活」ではありません。Windows 8ではWindowsキーと同様の操作を行うには画面左下にマウスカーソルを持っていく必要があり、少々分かりにくいものでした。特に仮想マシンやリモートデスクトップをウィンドウ表示(全画面ではなく)している場合は操作が難しく、面倒でした。

Windows 8.1のスタートボタンは、こうした要望に応えたものです。
両OSの画面を並べてみました。[スタート]を雄と、Windows 8と同様、スタート画面が開きます。
ただそれだけの機能ですが、ずいぶん使いやすくなったと思います。

Win8.1 Win8

2013年6月25日火曜日

初めての海外出張の時

先日書いた「Windows Server 2012 Hyper-V ネットワーク仮想化」は、その前の記事「シアトルに来ています」で書いたトレーニングをアレンジしたものでした。

この時は、マイクロソフト手配のシャトルバスがあったので、現地では車を借りませんでした。運良く、徒歩数分のところにレストランも数軒あり助かりました。

10年ほど前、Windows XPのトレーニングのときは、バスの手配などなかったので、車を借りました。10年で、マイクロソフトもずいぶん親切になったものです。

VAX 9000

そのさらに10年以上前、私が初めて海外出張に行ったのは、VAX 9000というサーバー機に搭載されたベクトル演算装置の研修でした。確か1989年です。

ベクトル演算(ベクター演算)というのは、当時のスーパーコンピューターの主力演算方式で、主に浮動小数点数演算を高速化するために使われていました。

場所はボストン郊外の、確かウエストボローだったと思います。

4月中旬、まだ寒いボストンのローガン空港近くのホテルで1泊し、研修会場まではレンタカーを借りて1時間くらい走ったでしょうか。

当時勤務していた会社はレンタカー会社との契約で、自動車保険が自動的について来ました。そのため「社員証を必ず見せるように」と言われていたので、呈示すると「保険は要らないな?」と確認して来ました。迷わず「YES」と言うと、「え? 要らないんだろ?」と聞き直されたので、再び「YES」。「だー、かー、らー、要らないんだよね?」。そこで初めて否定疑問の答え方を思い出しました。正しい答えは「NO、要りません」。

レンタカーを借りると近郊の地図をくれるので、そこで行先をチェックして出発です。オートマチック車に乗るのもほとんど初めてで、しかも右側通行。ほとんどの人がやるように、ワイパーと方向指示器を頻繁に間違え、左折時には反対車線に突っ込みそうになりました。

研修は、効率よく最適化するにはどのようなディレクティブ(コンパイル指示子)を入れれば良いかというのが中心で、Fortran言語のソースコードと、コンパイル後のアセンブリコードと付き合わせながら学習しました。VAXのアセンブリ命令はそんなに難しくないので、基礎的な知識があれば理解するのは簡単です。

なお、実際の演習はVVIEF (VAX Vector Instruction Emulation Facility、だったと思う) と呼ばれる機能、実体はマイクロコードで実装されたエミュレータを使いました。速度は大きく落ちますが、機械語はそのまま実行できます。

ちなみに、VAXのベクトル演算装置はその後VAX 6000の一部に実装されましたが、VAX 6000の後期機種からは省かれました。社内向けのQ&A集にはこうありました。

  • Q: なぜ新しいVAX 6000にはベクトルプロセッサがないのですか?
  • A: スカラーの方が高速だからです

スカラーというのは、一般の演算のことです。ちょうどCPUの速度向上がめざましい時期だったせいですが、力が抜ける思いでした。

ここまでで1週間。

DEC Windows

翌週は、「DEC Windowsプログラミング」の研修のために、週末はサンタクララへ移動。いわゆるシリコンバレイで、シカゴで乗り継いで、北米の東から西への大移動です。さすがに疲れたので、夕食に「ツナサラダ」を頼んだら、山盛りのツナで半分以上残してしまいました。

空港のあるのはサンノゼで、サンタクララはそこから車でちょっとです。このあたりは有名どころの企業が多く、ワクワクしたのを覚えています。確か「HP Way」という道路もありました。
ふつう「HP Way」というのは、HPの会社の運営方針を意味するのですが、そういう道があるんですね。

実は、ボストンの研修で頭がいっぱいで、サンタクララのことはすっかり忘れており、ホテルも研修所も調べていなかったのでした(予約はグループアシスタントの人がしてくれました)。場所が分からないことを、ボストンでの研修中に思い出して、あわててクラスメイトに聞いたら場所を教えてくれました。もっとも、サンタクララの研修センターは一般向けと社内向けの2箇所あって、間違えて一般向けに行ってしまい、あわてて引き返したのですが。

今ならインターネットを使って簡単に検索できるのですが、当時はそういうわけにもいきません。社内ネットワークは世界的に整備されており、端末を借りればリモートログオンできたのでしょうが、地図などの画像を扱うのは簡単ではありませんでした。

ちなみにDEC WindowsというのはX Window Systemの実装の一種です。当時のXは既にバージョン11だったので、現在と基本的なプロトコルは変わりません。ずいぶんと寿命の長いシステムですね。

その後はゴールデンウィークに入ったので、LAに住んでいる友人の家まで車で移動しました。その距離、確か800km。Route 101を使えば10時間くらいで着くんですが、同じクラスの受講生に「単調なのでやめろ」と言われて、海岸沿いの州道を1泊して移動しました。このルートは景色も良くおすすめです。

が、今思えばよく行ったものです。

同僚の田中淳子も「チャンスの神様は前髪しかないという。声がかかったら、チャレンジしてみるのは悪くない」で書いていましたが、若い頃は本当に思い切りよく何でもチャレンジしてきたように思います。

そして、今回のSystem Center

今回の出張は、正直言ってそれほど乗り気ではなかったのですが、敬愛する歌手の宮崎奈穂子さんが「今から、新しいことを毎日何か1つやる」と書いていたので、負けていられないとチャレンジしてみました。

新しいと言っても、System Centerは全然知らない製品じゃないし、マイクロソフト本社は何度も行っているし、送迎バスもあるからレンタカーも要らない。全然難しいことじゃありません。しかも、日本からの参加者がもう1人いましたし。

1つだけ心配だったのは日本帰国予定日の翌日に、宮崎奈穂子さんと同じ事務所に所属する歌手全員が出演するライブがあったことで、もし帰りの飛行機が飛ばなかったらどうしようということです(え、そんな理由?)。

おかげさまで、ライブにも行けたので、写真を貼っておきます(今回は写真撮影が許可されていました)。

詳しくは「Birthday Eve祭り tour 2013 ~in YOKOHAMA~@横浜BLITZ

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そして、これは出張の1週間前、4月14日(日)に東京タワーで行なわれたフリーライブ。