2015年3月26日木曜日

SoftLayer TTT: Fundamentals

SoftLayerのTTTに行ってきました。TTT(Train the Trainer: 講師向け研修)については「SoftLayer TTT: はじめに」をお読みください。

最初の2日は「SoftLayer Fundamentals」です。こちらは純粋なTTTで、参加者4人は全員トレーナ、米国から2人、コスタリカから1人、日本から1人(私)です。

TTTと言っても、基本的には通常の教育コースと同じように進行します。ただし、演習で引っかかりやすいポイントなんかも示してくれるのはTTTらしいところです。

演習は、持ち込みPCを教室のネットワークにWiFiで接続します。昨年、Microsoft Azureの研修を受けたときもそうでした。そして、どちらも「PCを持ってこい」とは書いていません。いまや、PCを持ち込むのは当然なのでしょうか。

日本でも、IBMがSoftLayerの研修をしていたときは「PCを持ってきてください」というアナウンスがありました。AWS(Amazon Web Services)のセミナーはもっと厳しくて「TeraTermをインストールしてきてください」と言われました。

ちなみに、SoftLayerはタブレット用やスマートフォン用の管理ツールもあります(Android用iPad/iPhone用もあります)。タブレットから使うなら、こちらが便利でしょう。

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▲iPhoneで動くSoftLayerの管理ツール

もちろん、我々教育ベンダーが実施する場合は、こちらでPCを用意します。しかし、将来的には、もしかしたらお客様に端末を持ち込んでもらうことになるかもしれません。

ちなみに、AWSのコースではSSH接続可能なクライアントが必要ですし、Microsoft Azureのコースでは自己署名証明書を作る機能が必要です。SoftLayerのコースは、リモートデスクトップクライアントやVNCが必要ですし、VPNを張るのにもPCが必要です。いずれも、タブレット用のアプリケーションも出ていますが、演習ガイド通りというわけにはいきません。

初日は通常のスケジュールで進んだのですが、1つだけ宿題演習が出ました。演習は本物のSoftLayerを使うので、深夜でも自習ができます。いいのか悪いのかは分かりませんが。

ただし、「スケジュール通り」といっても、朝8時半から夕方6時半まで、昼食はサンドイッチを教室で食べました。米国人はだいたい朝が早いですし「時差ぼけがあるから、朝早い方がいいでしょう」と私に対する配慮もありました。

2日目は、時間が足りなくなって、ほぼすべての演習を飛ばしてしまいました。さすがに早めに終わりましたが、TTTで演習せずに帰るわけにはいきません。翌日に持ち越しとなりました。

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▲飛行機は往復ともにボーイング787でした。
シアトルのボーイング博物館の見学コースで、ANA向けに製造中の787を見ました。
エコノミークラスでしたが、快適でした。

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