2012年7月30日月曜日

「オンラインラボ」終了(追記あり)

個人的に使っている、特定の製品やサービスの話はなるべく書かないようにしているのですが、今回は特別。

オンラインラボ」という、写真プリントサービスが終了することになりました(「お客様へ大切なお知らせ」。

このサービス、もともとはミノルタが行なっていたもので、コニカとの合併後も引き継がれたのですが、カメラ事業撤退に伴い、別会社に売却されました。

私が作品展用の写真をプリントするときは、フィルム時代はカメラ量販店経由の「プロラボサービス」を使っていました。そして、デジタルに移行してから使っていたのが「オンラインラボ」です。

もともとミノルタのカメラを使っており、ユーザー向けWebサイトからリンクが張ってあったため、オンラインラボの存在は知ってました。

その後、コニカミノルタとして2004年に「匠プリント」が始まりました。このサービス、申し込めばWeb上にあるサンプル写真を印刷したものを郵送してくれました。自分のモニターの色と、印刷の色を合わせた状態で、写真の色を調整して印刷を依頼すれば、思った色に仕上がる確率が高いというわけです。

しかも校正刷りサービスがあり、自分の写真を事前に試し刷りをすることもできました。完全無料だったか、何回かまで無料だったか忘れましたが、少なくとも1回は無料だったはずです。もちろん実際に印刷を申し込むのが条件でしたが。

展示会に多い、4つ切りサイズ(A4より少し大きい)を、高品質に印刷するのにちょうど良かったんですが、最近は展示会もA4での出展が増えたので、使わなくなりました。

大判プリントを高品質で行えるサービスは少ないのですが、家庭用のプリンタの品質が上がり、A4を超えるプリント需要が減った結果、事業として成り立たなくなったのでしょう。

ところで、今調べたら「オンラインラボ」は、すべてオープンソースのシステムで作られていたそうです。

写真は、数年前にオンラインラボでプリントした写真。

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追記

オンラインラボの方からTwitterで丁寧な返事を頂きました。

2012年7月12日木曜日

ライトノベル「なれる!SE」

Webサイト「Computer World」に、「本の特盛り――横山哲也の読書のススメ 第15回」として、ライトノベル「なれる!SE」を取り上げました。

担当編集の方には、こんなサブタイトルを付けてもらいました。

「あり得ないだろ」と突っ込みつつ一気読みできるIT業界強引ファンタジー

この本は、日経BP記者の中田さんに(強引に)勧められて読みました。中田さんはよほど気に入ったらしく、自分の元上司にも強引に読ませたそうです。その時のTweetがこれ

これを受けて、元上司の谷島宣之氏が書いた記事がこちら。

記者の眼「『萌えるSE』と「燃える営業」、永遠の闘い」

ストーリーなどは、ことらの方がよく分かるので、ぜひ読んでみてください。