2011年5月26日木曜日

あのマーク・ルシノビッチ氏が小説

Sysinternalsでおなじみのマーク・ルシノビッチ氏 が小説を書いたそうです。

タイトルからすると、セキュリティ攻撃みたいです。

小説仕立てだと、思考の流れが分かりやすいのでいいかもしれません。
日本語版が出たら読んでみようと思います。

私の処女小説『Zero Day』についてのお知らせ

SPRINGBOARD presents: Windows の内部を解き明かす Mark's ブログ

2011年5月18日水曜日

Windowsを強制的にブルースクリーンで止める

マーク・ルシノビッチといえば、Windowsカーネルに造詣が深いヒーローエンジニア。マイクロソフトは彼を獲得するために会社ごと買収したくらいです。
そのマークさんの仲間が、(また)妙なツールを公開しました。
Not My Fault (私のせいじゃない)
STOPエラー、いわゆる「ブルースクリーン」を強制的に引き起こすツールです。
このツール自体は、以前からあったのですが、今回新しい機能が追加されました。ブルースクリーンの背景色を変更する機能です。言ってみれば「赤いブルースクリーン」が作れるのです。
「緑色のイエローケーブル」(もう知っている人も少ないかも知れません)、「ピンクの白衣」、次は「赤いブルースクリーン」ですね。
ところで、タイトル「Not My Fault」つまり「私のせいじゃない」っていうのがおかしいですね。日本語で言うと「別に何もしてませんよ」というところでしょうか。
トラブルがあったときは、皆さん必ずそうおっしゃいますが、米国でも状況は同じようです。私ももちろん言います。「みんなそう言うんですけどね」と付け加えますが。
ちなみに、このツールが実際にエラーを起こすのはデバイスドライバで、そのファイル名は「MyFault.sys」つまり「私のせいでした」です。

2011年5月16日月曜日

仮想サーバーの利用例

マイコミジャーナルに、『[Hyper-V体験記] グローバルナレッジ実導入案件でのリスク分析』という記事が掲載されました。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/05/16/yokoyama01/index.html

小規模ではありますが、実際に仮想サーバーを展開したときの検討事項を思い出して書きました。
なお、記事中
システム全体の開発裏話は弊社のパンフレットに掲載したので、興味のある方はダウンロードして読んでいただければ幸いである。
とありますが、現在では公開を終了しています。ご了承ください。
折を見て再掲載したいので、その際はまた告知します。

2011年5月14日土曜日

システム管理者のための仮想化とクラウドの再入門

5月14日(土)、マイクロソフト主催による「Microsoft 2011 Community Open Day」で「これからのシステム管理者のためのサーバー仮想化入門」というタイトルで話をしてきました。
その時のスライドを公開します。

2011年5月4日水曜日

フィルムスキャナとWindows 7とRemoteFX

我が家には、ミノルタ製のフィルムスキャナがあります。
ミノルタは、コニカと合併してしばらくして、カメラ事業から撤退し、フィルムスキャナのサポートもなくなりました。
Windows XP用のドライバを、Windows Vistaにインストールしたところ正常に動作したのですが、Windows 7では動作しませんでした。
おそらく、Windows Vistaからのアップグレードなら正常に動作したのではないかと思います。

ところが、念のため検索してみると、新規インストールしたWindows 7、しかも32bit/64bit両方で利用する方法があるそうなんです。

フィルムもデジタルも楽しもう!」というブログの「コニカミノルタのフィルムスキャナをWindows7で使う方法・総括」がそれです。

実際にやってみたら、Windows Server 2008 R2 SP1(つまり64ビット版)で動作しました。
そして、なんとRemoteFX経由でもスキャナが使えました。

まず、Windows Server 2008 R2 SP1にHyper-V役割を追加しRemoteFXを有効にしました。
そして、Hyper-Vホストにスキャナを接続しました。
この状態で、Hyper-V仮想マシンでとして動作しているWindows 7に、 リモートデスクトップ接続を行ない、フィルムスキャンが正常に行えました。

証拠の写真です。
イタリアに旅行したときの写真

ポイントは、スキャナのドライバそのものはWindows標準のものを使い、デバイスとデバイスドライバの割り当てだけをINFファイルで指定することです。

つまり、以下の手順です。
  1. INFファイルを作成(末尾で紹介します)
  2. ドライバとツールのセットアップ(あとで実行しても構いません)
  3. この時点ではデバイスマネージャではスキャナのドライバが認識されていない
  4. ドライバを右クリックしてドライバを更新
  5. INFファイルのフォルダを指定してドライバをインストール
前述の通り、実際のドライバはWindows標準のものを使うので、ドライバ本体を用意する必要はありません。

なお、ミノルタから配付されていたドライバやツール群は、コニカミノルタからフィルムカメラの保守を引き継いだケンコーから配付されています(ご存じの通りデジタルカメラはソニーが引き継ぎました)。

コニカミノルタ製品アフターサービス

2011年5月1日日曜日

Twitter連係のテスト

Twitter連係もやってみました。同じGoogleのサービスとは言え、認証と認可の連係がクリックだけでできるのは素晴らしいですね。

本来Microsoft .NETはこういうことをしたかったのだと思います。

米国のTechEdで.NET構想を聞いたときは、英語の理解度の問題もあって、さっぱり分かりませんでした。

.NETは、その後アプリケーションプラットフォームとして着実に伸びていきましたが、ほんとうにやりたかったのは、今のOpenIDやOAuthのような連係だったのでしょうか。

ヨコヤマ企画

このブログは「ヨコヤマ企画」としました。
それらしいロゴが入ってますが、別に独立するわけでも会社を興したわけでもありません。
そもそもは、父が経営していた「ヨコヤマ印刷所」のロゴを、知り合いを頼ってデザイナーに起こしてもらったものです。

だから、本来「yp」は「Yokoyama Printing」の意味ですが、勝手に「Yokoyama Planning」と解釈しました。

オリジナルのロゴは、デザイナーによるもので既存の書体ではないそうです。
私には分かりませんが、「ヨコヤマ企画」に変えてもらうときに、デザイナーさんが感心していたそうです。
ロゴができたのは40年も前の話ですから、もちろんデザインは手書きです。
清刷(写真製版用のマスター)がどこかにあると思うので、見つかったらスキャンして掲載します。

はじめに

マイクロソフトとのビジネスが多いので、マイクロソフトがWindows Live Spaceの後継として選択したWordPressを使うつもりでいました。
でも、Bloggerの方が使いやすそうなので、ちょっと使ってみます。