2015年3月6日金曜日

VDI仮想マシンの再作成

VDI(Virtual Desktop Infrastructure)は、クライアントPCを仮想マシンとして構成し、外部からリモートデスクトップ接続するサービスです。

Windows Server 2012では、VDI環境が大幅に強化され、Windows Server 2008 R2に比べて圧倒的に簡単になりました。

VDI
▲「マイクロソフトデスクトップ仮想化ソリューション」テキストより

VDIには、個人ごとに1台の仮想マシンを固定する「個人用仮想デスクトップ」と、一定台数の仮想マシンを使い回す(たとえば、10台あれば先着10人が使えて、誰かがログオフすれば他の人が使える)「プールされた仮想デスクトップ」があります。

プールされた仮想デスクトップ」は、誰が使っても同じ環境になるように、全仮想マシンを同時に更新する仕組みが用意されています(実際には更新ではなくて、入れ換え)。

入れ替えのタイミングは、以下の2種類が選択できます。

  • ユーザーが仮想デスクトップからログオフするとき
  • スケジュールに基づく

VDI-UPDATE

ユーザーが仮想デスクトップからログオフするとき

開始時刻と終了時刻を指定し、この範囲で入れ替えを行います。開始時刻を現在時刻よりも前に設定すれば、即座に更新が始まります。

終了時刻の扱いについて、具体的な動作を記述したドキュメントが見当たらないので、実際に試してみました。システムに負荷をかけないように、指定された時刻の範囲で徐々に更新されていくようですが、即座に更新されることもありました。

ただし、ログオン中の仮想デスクトップマシンは、ユーザーがログオフするまで更新は行われません。指定された終了時刻を過ぎていても、ログオフすれば更新が始まります。

スケジュールに基づく

ログオン中のユーザーがいても、強制ログオフして更新を行います。

こちらは、今すぐ実行するか、更新予定時刻を指定するか、どちらかを選びます。

なお、テンプレートとなる仮想マシンにはスナップショットがあっても構いません。仮想マシンに展開するときにスナップショットが統合されます。

更新時は、大量のファイルコピーが発生しますが、Windows Server 2012のオフロードデータ転送(ODX)に対応したストレージデバイスを使う場合は、LANではなくSAN内でデータ転送を行えるため、大幅に速度が向上する場合があります。