2012年5月28日月曜日

ユーザープロファイルの仮想化

古いブログに書いた記事の再掲載ですが、現在でも状況は同じです。
同じ技術でも、時代が変わると位置付けが変わることがあります。

当初、「移動プロファイル」は、「少数のPCを複数の利用者で共有する」という状況を想定していました。
WIndows NTの教育コースでは確かにそう言ってました。

その後、Windows 2000やWindows XP時代になって「1人1台」の環境が当たり前になり、移動プロファイルの重要性は低下しました。

しかし、リモートデスクトップサービス(ターミナルサービス)が登場してから、少し使い方を変えて、ふたたび脚光を浴びています。

使い方が変わったので、新しい名前を付けたということでしょう。


米国のTechEd 2008のセッションスライドを見ていて思ったこと。

マイクロソフトの仮想化技術といえば以下の4つということになっていました。

  • サーバー仮想化: Virtual Server / Hyper-V
  • デスクトップ仮想化: Virtual PC
  • プレゼンテーション仮想化: Terminal services
  • アプリケーション仮想化: App--V (旧称SoftGrid)

ところがスライドには "Profile Virtualization" の文字が...
よく見たら「移動プロファイル」と「オフラインファイル」でした。

移動プロファイルはWindows NTからあるし、オフラインファイルもWindows 2000からあります。
そのときは「仮想化」なんて誰も言っていません。
まあ、仮想化と言えば仮想化なんですが、単に流行に乗った感じもします。

じゃあ、これはどうでしょう。

  • USBフラッシュメモリ仮想化: あらゆるUSBフラッシュメモリ機器をハードディスクとして見せます。
  • マウス仮想化: PS/2マウスもUSBマウスも、メーカーを問わずマウス移動と左右ボタンのクリックが可能です。

考えてみたら、OSの仕事のほとんどは「仮想化」ですね。

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