2011年11月1日火曜日

多機能化の弊害(分からない機能は使わなくてもいいのか?)

Computer Worldに「誰にでも使いやすいユーザーインタフェースは存在するか」という記事を書きました。

分かりにくいユーザーインターフェース(UI)は、その機能を使ってもらえないので、利用者も損ですし、開発者も残念でしょう。それで思い出したのがカメラの話。

以下は2009年9月24日公開分に加筆したものです。


常々、写真撮るとき「EV値固定」があればいいと思っていました。
(EV値というのは、明るさの単位です)

つまり、フィルム(今はデジタルですのでフィルムではありませんが)に到達する光量を固定、つまりシャッター速度を1段上げれば絞りが1段絞られるような設定。

しかし、考えてみたら誰でも思いつきそうな機能のはずだと思い、あるとしたらAEロックだろうと思って設定メニューを見たらちゃんとありました。

今まで、AEロックは絞りとシャッター速度の両方を固定してしまうと思い込んでいたんですが、EV値を固定するだけで、ロック後に絞りもシャッター速度も変更できるんですね。

しかも選択肢には「AEロック時のみスポット測光」というモードまである。
これこそが望んでいた機能でした。

購入後2年、同じ機能を持った別のカメラだと購入後5年間気付きませんでした。

ソフトウェアもそうですが、機能が増え過ぎると、どんな機能がどこにあるか分からなくなることはよくあります。

分からない機能は使わなくてもいい、という意見もありますが、知らないだけで使いたい機能もあるものです。

分からないのと知らないのは違いますし、断片的に知っているだけで本当の使いこなしを知らないのももったいない話です。

しかし、求めている機能があることを5年も気付かなかったのはショックです。
Windowsだったらサポートのメインストリーム期間が終了してますよ。