新しい教育コースガイドができました。要するに会社の製品とサービスのカタログなんですが、読み物として手に取っていただけるような特集記事をいつも心がけています。
PRのブログで既に紹介されているとおり、今回の第1特集は「新しい人材像 ~ビジネスを牽引するマルチスキルエンジニアの育成~」です。
この中で、例として「ブログサービスの立ち上げがわずか1日でできる」という話が登場しますが、実はこれ、かなり控えめな表現です。
私は、ある会社の年間研修でクラウドコンピューティングの概要の話をしています。そこで必ず行うデモがあります。この様子は、以前に「WordpressOnAzureを見て、ITエンジニアの明日を思う」として紹介しました。
WordPressは、ブログサービスとして評価の高いシステムですが、最近では一種のCMS(コンテンツ管理システム)として、Webサイト構築ツールのように利用されることも増えました。
実際のデモでは、話をしながら(これが重要)、Windows Azureにログオンして、WordPressの設定を行い、WordPressの管理画面を出すまでが10分くらいです。
まったく恐ろしい話です。
従来は10日かかっていたものが1時間で出来てしまった場合、同じ料金をもらうことは難しいでしょう(できれば同じ料金が欲しいところですが)。単純計算で単価は240分の1、とまではいかなくても100分の1とか50分の1になります。
ここで、ちょっと計算をしてみましょう。
労力が200分の1とすると、従来の半分しか働かなくても100倍の仕事ができます。
賃金が100分の1になっても、100倍の仕事をすれば収入は同じです。労力が200分の1になっていれば、これは十分可能な値です。
そうすると、同じ収入を得るための労働時間は半分で済む、はずですよね。
これがクラウドの理想的な姿です。
従来の2倍働いて、賃金が2分の1ということだけは避けたいものです。
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