月刊ソフトウェアデザイン(技術評論社)の2014年2月号で「2014年IT業界はどうなるのか?」という特集が組まれています。
私は「第3章OSとその周辺技術はどうなるのか」の1ページを寄稿しました。
昨年も同様のテーマで書いており、以下の3点を指摘しました。
- 仮想マシンの拡大
- 仮想スイッチの強化
- クラウドの本格利用
概ね合っていたようですが、誰でも思いつくことでしょうから自慢にもなりません。
今年は以下の3点に注目しています。
- サーバー運用
- 仮想ネットワーク
- 仮想ストレージ
サーバー運用は、マイクロソフトのSystem Center製品や、VMwareのvCenter製品群などをさします。もちろん仮想マシン以外も対象です。2013年以降、仮想マシンと物理マシンの区別はあまり意味がなっています。
仮想ネットワークは、単なる仮想スイッチやVLANではなく、データセンターの存在そのものを仮想化するNVGREやVXLANを意味します。
そして、ストレージは単体の製品ではなくOSや仮想マシン管理製品に組み込まれた機能、Windowsの「記憶域プール」やVMwareのVirtual SAN (VSAN) を意味します。
特に、高機能で高性能なNASの地位が「エンタープライズNAS」として重要視されると予想しています。
詳しくはぜひ書店で「ソフトウェアデザイン」2月号をお求めください。
2013年マイヒット
原稿とは別に、自己紹介欄に「2013年マイヒット」として3つくらい項目を挙げてくださいという依頼がありました。
なるべく違うジャンルから選びたかったので、以下の3点を挙げました。
いずれも、もっと前から注目しているのですが、それぞれ理由があります。
宮崎奈穂子さんは、武道館単独ライブのあと「歌・こよみ365」と称して「1年間で365曲、他の人のことを歌う」という試みを始め、11月に完成しました。現在レコーディング中で、CD完成は2月以降の予定です。
当初は「すべての曲がCDになるわけではない」「一部は無料ダウンロード」という話もあったんですが、結局完全なCDセットになったようです。
2013年は、「歌・こよみ365」完成の年なので、マイヒットに入れました。
「魔法少女まどか☆マギカ」は、劇場版の新作です。テレビシリーズは2011年、総集編(前編・後編)の映画は2012年の公開でした。特に、後編は最初から最後まで泣きっぱなしのいい映画でした。
2013年は、劇場版新作が公開され、「ファンがアンチになる過程」を描いているのが新鮮でした。前作ほど泣き通しというわけではありませんでしたが、衝撃度は前作以上ですので取り上げました。
岡田斗司夫さんは2008年くらいから注目しており、2010年から2013年までサポート組織であるFREEexに所属していました。
2013年は「外郭団体」と呼ばれる利益団体が生まれ、新しいステップを踏み出したところなのでマイヒットに入れました。
本来なら、2013年に初めて出会った人、たとえば高校生シンガーの理星さんや、女優の町宮亜子さん,シンガーソングライターの風見穏香さんなんかを入れるべきなんでしょうが、1人に絞れないのでやめました。
このあたりは 別のブログ「ヨコヤマ企画(分室)」で扱っているので、よかったらどうぞ。
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