おかげさまで、今年もMicrosoft MVPを受賞しました。Enterprise Mobilityという分野です。Enterprise Mobilityには以下の分野が含まれます。
- System Center Configuration Manager & Microsoft InTune
- Identity and Access
- Information Protection
- Remote Desktop Services & Azure RemoteApp
私は2012年のみVirtual Machines(要するにHyper-V)で、他はDirectory Services(要するにActive Directory)だったんですが、昨年からいくつかの分野が統合・整理されています。
もともとMicrosoft MVPは、米国CompuServe(パソコン通信)のフォーラムで、マイクロソフトの技術情報を積極的に提供している人に対して感謝の意を表明したいというところからスタートしたそうです。
ちなみに私は、日本のパソコン通信Nifty Serveのマイクロソフト系フォーラムで積極的に書いていたところ、フォーラム管理者から連絡があり、アクセス料金が免除されていました。通称「フリーフラグ」というやつです。
日本のMVPは、パソコン通信ではなく、コミュニティ活動の評価からスタートしたため、初期メンバーはユーザー会の幹事が多かったようです。この時にMVPになっていれば、ビル・ゲイツを交えた少人数のミーティングにも参加できたのに残念です。
Microsoft MVPの選出基準は、専門分野ごとに多少の違いがあります。Microsoft MVPは個人に与えられるアワードなので「仕事として行っている場合は評価対象としない」という話も聞きました。でも、開発ツールならともかく、ディレクトリサービスやCRMを個人で使う人なんて、まずいません。不特定多数を対象にしている場合は評価対象になるのではないかと思います。
共通の評価基準は「どれだけ多くの人に情報を届けたか」です。明確な基準はありませんが、公募型のトレーニングを担当している場合は評価項目に含めることができるようです。
Microsoft MVPを取得すると、盾と賞状、それにピンバッジとネームカードがもらえます。盾は毎年新調されていたんですが「邪魔になる」という声があったのか、経費削減の姓なのか数年前から切り欠きの入ったリングを重ねていく形になっています。
このリングの加工精度が悪く、積み上げてもがたがたです。もうちょっと何とかならないものでしょうか。
さて、今回「Enterprise Mobility」ということで、Active Directory回りが評価されたようです。実はAzure ADなど、最新情報にはあまり詳しくありませんが、「この機会に勉強しない際」ということだと思うので、これから勉強して、みなさまに分かりやすい情報をお届けしたいと思います。
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