Microsoft Azureのトレーニングが昨年から始まっています。
最初に登場したのが、グローバルナレッジのオリジナル教材2つ。いずれも1日なので受講しやすいと思います。
- MSC0517V: Microsoft AzureによるITインフラの拡張
- MSC0528V: Microsoft Azureによるサイト間ネットワークの構築
「Microsoft AzureによるITインフラの拡張」では、仮想マシンの作成と管理用ネットワークの構成を行います。クラウドの仮想マシンが中心のコースで、最終目標は「負荷分散されたWebサーバーを、社内から管理すること」です。
「Microsoft Azureによるサイト間ネットワークの構築」では、以下のような構成でサイト間接続ネットワークを構成し、ハイブリッドクラウドの基礎について学習します。
ドメインコントローラーやファイルサーバーの配置など、実際に利用するサーバーを構築します。最終目標は、クラウド上に社内のActive Directoryドメインの追加ドメインコントローラーとファイルサーバーを構成し、社内のクライアントPCから接続することです。
Microsoft Vitual Academy (MVA)
最近始まったのが、マイクロソフト認定教育コースで、5日間のボリュームですが、それだけ詳しいことを学習できます。
- MSC0522V: Microsoft Azure インフラストラクチャ ソリューションの実装 (#23533)
こちらはMCP試験「70-533: Microsoft Azure インフラストラクチャ ソリューションの実装」にも対応しています。
そして、マイクロソフトでは「MVA (Microsoft Virtual Academy)」として、無償のオンライントレーニングも提供しています。
MVA: (MCP 70-533 対応) Microsoft Azure インフラストラクチャ ソリューションの実装
MCP対応となっていますが、実際にこの内容だけでMCPに合格するのはかなり難しいかと思います。クラウドの試験ですが、サイト間接続ネットワークの知識が必須であり、分かりにくい概念も含まれています。
1日コースを2つ受けていただくと、かなり合格率が上がるのではないかと思います。
もう少し基礎的なものもあります。こちらは「開発者向け」という位置付けですが、IT管理者の方にも役立つと思います。
MVA: Microsoft Azureの基礎
MVAの受講手順は「Microsoft Virtual Academyの使い方」として詳細な手順書が公開されていますので、そちらをご覧ください。
また、IT管理者向けには、最新機能を紹介する以下のコンテンツも用意されています。こちらもあわせてご覧ください。
- MVA: クラウド時代の Active Directory 次の一手シリーズ
~第1回 Active Directory の位置づけ~ - MVA: IT プロフェッショナル向け
Windows 10 Technical Preview の基礎
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