2013年2月3日日曜日

SCVMMからHyper-Vに接続するツールを単独で起動する

前に書いた記事の再掲です。既にSystem Center Virtual Machine Manager 2012 SP1が登場していますが、そちらでの動作確認はしていません。


SCVMM (System Center Virtual Machine Manager) 2008では、Hyper-V上で動作する仮想サーバー(子パーティション)に接続するために VirtualMachineViewer.exe というツールを使います。

このツールは単独で起動することもできるのですが、パラメータ指定が分かりにくい上、表示されるヘルプの必須パラメータとオプションパラメータの指定が間違っているという問題があります。

実際には、以下のパラメータで接続できます。

VirtualMachineViewer -host ホスト名 -port 2179 -vmid VMID -vmname タイトル

  • -hostは、Hyper-Vの親パーティション
  • -portは、ポート番号で、通常は2179
  • -vmidは、仮想サーバーのIDでHyper-Vの構成情報を格納したXMLファイルのファイル名
  • -vmnameは、タイトルバーの文字列ですので何でも構いません。

Hyper-Vの接続クライアントはターミナルサービスの認証プロトコルを使います。そのため、コマンドを直接入力すると、認証ダイアログボックスが開きます。SCVMMコンソールから接続する場合は、認証を内部で行っているようですが、VirtualMachineViewerを直接起動した場合は手動で認証情報を入力する必要があります。

自動化するには、ターミナルサービスのシングルサインオンの構成をしてください。

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