2017年8月22日火曜日

今年もやりますG-Tech 2017~IT人材の獲得戦争~

グローバルナレッジのイベントG-Techが「G-Tech 2017」として今年も開催されます。

今回のテーマは「加速するビジネスのIT化 ~ IT人材の獲得戦争はもう始まっている ~」です。

「IT人材不足」という言葉にはちょっと注意が必要です。

1950年代の米国では「このまま電話の普及が進むと、国民すべてが交換手になる必要がある」という話があったそうです。1970年代には「このままコンピュータが普及すると、世界中の人がプログラマーになる必要がある」という話もありました。

現実はどうなったかというと、電話機はダイヤルインが普及し、交換手の仕事は特殊なケースを除いてなくなりました。私が入社した頃は市外電話料金が高価だったので公衆電話が使いにくく、出張先からコレクトコールをよく使いました(コレクトコールは交換手を呼び出します)。今は会社支給の携帯電話を使うので、あまり気にすることもないようです。

最後まで残っていた国際電話回線も、海外ローミングが一般的になった現在ではほとんど使われていないでしょう。パーソナルコール(指定して個人が電話に出るまで課金されない)って今でもあるのでしょうか。

ただし、「ダイヤルする」という行為は、本来交換手の仕事だったので、ある意味「全員が交換手」とも言えます。

コンピュータの方は、豊富なアプリケーションが登場し、専門家でなくても十分に使えるようになりました。しかし、よく見ると、ExcelマクロやAccessフォームを自分で作るビジネスパーソンはたくさんいます。ある意味「全員がプログラマ」です。

では、現在の「IT人材不足」も似たような言説なのでしょうか。私は同じだと思います。おそらく、10年もしたら「IT人材の不足」ではなく「能力の高いビジネスパーソンの不足」になるでしょう(これなら、昔も今もずっと言われていることです)。

ただし、5年後ではちょっと難しいと思います。交換手全盛期から、ダイヤルインの時代になるまでは20年から40年かかっています。PCの登場は、コンピュータがビジネスに使われるようになってから15年から30年かかっています。現在のIT人材不足が解消されるには10年から20年ほどかかるでしょう。

というのは私の意見ですので、あまりあてになりません。もう少し権威のある人の意見を聞きたい場合は、ぜひ「G-Tech 2017」にお越しください。無料イベントですので、どうぞお気軽にお申し込みいただければと思います。

なお、私は技術セッション「Microsoft Azureから使うLinux(仮)」を担当する予定です。ホットな話題のはずなんですが、集客が少なすぎると、私の立場がなくなるので、ぜひご検討ください。


さて、今回の「G-Tech 2017」は、グローバルナレッジネットワークのブランド名変更の発表後、初めてのイベントになります。新しいブランドは「TRAINOCATE(トレノケイト)」で、既にアジア圏では変更が完了しています。

trainocate_logo

「TRAINOCATE」の名前は、人材育成のコアである "Training" と、先導者、提唱者を意味する "Advocate" を合わせた造語です。「トレーニング」分野の「先導者」として、一層の飛躍を目指して名付けました。

「TRAINOCATE」のロゴは、エベレストをイメージしています。アジアに位置しながら、世界で最高峰を誇る山を旗印にすることで、「アジアから世界の頂を目指す」という志を込めています。

「TRAINOCATE」の色はオレンジ(柑橘類)を意味しています。すべての柑橘類はアジア原産であることから、「アジアから世界各地の生活に根ざす」という意味を含めた、というのは私が勝手に考えたもので、公式設定にはありません(柑橘類の原産地がアジアだというのは本当です)。

カタカナでは「トレノケイト」、造語なので聞き慣れない単語ですが、語源に従って「トレイノケイト」に絡めていただければ覚えやすいのではないでしょうか。

以下のようにイメージしていただけると、さらに印象に残るはずです。

 DSC04784S
▲トレイの毛糸(猫は無関係です)

2017年8月16日水曜日

マイクロソフトMVPアワード~15年リング到着~

マイクロソフトから、「Microsoft MVP 15年連続受賞記念リング」が送られてきました。

一番上に乗っているのがそうです。相変わらず加工精度が低い。

2009年以前は、独立した盾だったのでリングはありません。5年目リングはあるので、なんかさば読んでるみたいです。

マイクロソフトMVPアワード(日本最多15回目) 」「マイクロソフトMVPアワード~アワードキット到着~」もあわせてご覧いただければ幸いです。

DSC02799 (540x800)

秋には書籍がもう1冊出る予定です。無料セミナーなども実施する予定ですので、興味と予定が合えばお越しください。

2017年8月11日金曜日

【無料セミナー】今さら聞けないActive Directoryドメインサービス

2017年8月4日(金)「今さら聞けないActive Directoryドメインサービス入門」というタイトルで無料セミナーを開催しました。

その時のスライドを公開します。

この無料セミナーは、同じテーマで何度か開催しており、そのたびに若干の修正を加えています。そのため似たようなスライドが公開されていますが、リンクされている可能性もあるので、すべてそのまま残しています。

ややこしいですがご了承ください。

2017年7月24日月曜日

【無料セミナー】初めてのPowerShell

7月21日(金)に、無料セミナー「初めてのPowerShell」を開催しました。

暑い中、多くの方にお越しいただき、ありがとうございました。

この時に使用したスライドを共有します。

20170721 初めてのPowerShell

20170721_PowerShell

2017年7月21日金曜日

マイクロソフトMVPアワード~アワードキット到着~

マイクロソフトMVPアワード(日本最多15回目)」でお伝えしたとおり、今年もMicrosoft MVPに認定されました。

恒例のアワードキットが到着したので披露します。

それほど多くない、このブログのPVもMVP認定に貢献してるみたいです。

AwardKit

  • 盾、というか賞状(今年はCEOサティアさんのサイン入り)
  • トロフィー(?)、通称「鈍器」に付けるリング
  • ホログラムシール大小各1(今年から)
  • ピンバッジ(今年はマグネットで止めるタイプ、落としそう)
  • ネームカード

トロフィー(?)に付けたところ。

AwardRings

毎年思うのですが、このリングの加工精度はもうちょっと何とかならんのか。

ちなみに、この写真、タブレットで撮りました。スマホとかタブレットでこの種の写真を撮ると、斜め上から構えることになって歪むので、上下逆にして、レンズを床に付けるようにすると割とうまく撮れます。

そいいうわけで、今年もどうぞよろしくお願いします。

2017年7月2日日曜日

マイクロソフトMVPアワード(日本最多15回目)

MVP_Logo_Horizontal_Preferred_Cyan300_RGB_300ppi

マイクロソフトMVPアワードを再受賞しました。今回で15回目です。15回連続受賞は、日本で2人いて、そのうち1人が私ですので、大変名誉なことです。

※当初「13回目」と書いてましたが、2003年から途切れていないので、15回目のはず。

Microsoft MVPはカテゴリ別の受賞で、私はずっとDirectory Services (Active Directory) または後継のEnterprise Mobilityでした。1回だけ「Virtual Machines」という年があったんですが、12回のうちの1回です。

今回は、Cloud Datacenter Managementで受賞ということで、少しActive Directoryから離れます。

ここ数年はAzureに注力したり、Bluemix Infrastructure (旧称SoftLayer) を担当したり、クラウドの仕事が増えてきたので、そのあたりが評価されたのだと思います。

今日は、3人組アイドルユニット「まなみのりさ」が活動再開というニュースも流れて来てきたり、シンガーソングライター宮崎奈穂子さんが東京マラソンのチャリティ枠で出場が決定したり、いろいろ嬉しいお知らせがありました。

そして、もう1つ、夏のコミックマーケット(夏コミ)に、猫写真サークル「まぐにゃむフォト」として出展します。こちらもよろしくお願いします。

ちなみに、コミケのWebカタログはMicrosoft Azureで動作しています。年に2回、数万サークルを数十万人がアクセスするという負荷変動の激しいサイトです。

Magnyam-S

2017年6月23日金曜日

Azureポイント対サイトVPN用証明書のハッシュ関数

Microsoft Azureでは「ポイント対サイトVPN」を構成することで、特定のPCからAzureの仮想ネットワークにVPN接続を行うことができます。

この時使われるのが「SSTP (Secure Socket Tunneling Protocol)」で、HTTPSを使った接続を行います。

Microsoft AzureによるITインフラの拡張」では、ポイント対サイトVPNを構成する演習を行いますが、先日接続ができませんでした。

どうやら、使った証明書に問題があったようです。

演習で使う証明書は、ハッシュ関数としてSHA-1を使っています。しかし、SHA-1は理論的な脆弱性が指摘されていました。2017年2月には実際の攻撃実験も成功しています。

しかし、演習ではセキュリティリスクのあるSHA-1を使い続けていました。演習で使う仮想マシンや仮想ネットワークはその日中に削除しますし、仮想マシンにはサンプルのWebサイトしか存在しないため、問題にはならないと考えていたからです。

しかし、Azure側がSHA-1の受け入れを停止したようです。

この問題を解決するには、SHA-2などSHA-1よりも強力なハッシュ関数を使って証明書の再作成を行います。

テキストでは、マイクロソフトがWindows SDKとともに配布しているmakecert.exeを使った例を紹介してます。そこで指定している「sha1」というパラメーターを「sha256」に変更してください。

【自己署名ルート証明書】
makecert -sky exchange -r -n "CN=G20K-Root" -pe -a sha256 -len 2048 -ss My "C:\G20K-Root.cer"

【クライアント証明書】
makecert -n "CN=G20K-Client" -pe -sky exchange -m 96 -ss My -in "G20K-Root" -is my -a sha256

自己署名証明書は、PowerShellの「New-SelfSignedCertificate」でも構成できます。こちらの方が少し複雑なように見えますが、Windows SDKのインストールが不要なので、むしろ簡単かもしれません。

詳しくは「PowerShell を使用したポイント対サイト接続の証明書の生成とエクスポート」をお読みください。