2012年6月26日火曜日

さようなら冴子先生2010

2010年に、Office 2010のプロモーションとしてリアル冴子先生が登場、いったん6月末で終了したものの、その後復活、さらにTwitterで継続的な活動をしていらっしゃいました。

その活躍は別のブログに書きました(「【バージョン2物語】冴子先生2010は冴子先生バージョン2ではない」など)。

それも今月で終わりだそうです(日付をクリックすると元の発言にジャンプします)。

ところで、前にも書いたと思うのですが、自慢なのでもう一度。実は、私が冴子先生2010のアイデアを出したそうなんです(本人は忘れてました)。 冴子先生、本職はモデルさんだそうです(公式ブログ「Kazumi☆オフィシャルブログ」)。

お疲れ様でした。また何かの機会にお会いしましょう。

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2012年6月15日金曜日

IPv6のランダムアドレス

ちょっと古い記事の再掲載ですが、たぶん変更はないと思います。



IPv6のアドレスは、MACアドレスから自動生成されます。
しかし、それでは機器固有の情報が外部に伝わってしまいます。
そこで、ランダムなアドレスを生成し、定期的に変更する規格ができています。
Windowsでは既定でランダムアドレスを使います。
固定したアドレスを使いたい場合は以下のコマンドを実行します。
netsh interface ipv6 set global randomize­identifiers=disabled
詳しくはCable Guyのページをどうぞ。

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2012年6月7日木曜日

デジタル化は大衆化

古い友人である及川卓也さんの著書「挑まなければ、得られない」は、ブログ「Nothing ventured, nothing gained」を書籍化したものです。

ブログには、Creative Commonsの「CC BY 3.0」、つまり著作者のクレジットを表記すれば自由に利用できる旨が宣言されています。書籍は、利害関係者が多く、著者が関与しているのは全体の10%程度なので、こちらはCreative Commonsではありません。

Creative Commonsというのは、ある作品を土台に、さらに高いレベルの作品を生み出すための宣言です。だから、及川さんのブログをもとに、さらに深く考えることが期待されているのだと考えていいはずです。

そこで、「挑まなければ、得られない」で取り上げられた「Nothing ventured, nothing gained」の記事をを読んで思ったことを時々書いていきたいと思います。

まあ、この前置きが一番立派で、内容は大したことないと思います。以下の記事を書いてからそう思いました。せっかく書いたので公開しますが、自分が思ったことを書いただけです。


デジタル社会に生きるということ」(Nothing ventured, nothing gained)

この記事に、「デジタルは文化を再生産する」というフレーズがあった。デジタル化された時点で、劣化なしに複製ができる上、加工も用意である。フィルム撮影された写真に傷があった場合、昔は職人さんが筆で消していた。これを「レタッチ」と呼ぶ。レタッチ(retouch)は、「タッチし直す」という手作業を意味していたが、現在は画像編集ソフトで簡単にできるし、失敗してもすぐやり直しができる。

私が大学生の頃にCD(オーディオ)が発売された。当時はデータ保存用にCDを使うことは想定されていなかったし、CDを丸ごとコピーできる記憶媒体も存在しなかった。ハードディスクの容量が200MB程度の頃だったと思う。

それでも、デジタル化されることで劣化のないコピーが低コストでできることは理解できた。当時、CDを高級オーディオと思っている人も多かったが、44.1KHzでサンプリングした音楽が「高級」とは言えないことは明らかだった。

オーディオには特別な思い入れがなかったので、比較的早い時期(1985年)にCDプレーヤーを購入した。日本マランツの製品で、今調べたらたぶんCD-34という型番だと思う。

当時は、アナログレコード(LP)とCDが当時発売されるケースが多かったのだが、CDの方が若干高価で、しかも特典はLPのみ、というケースが多々あった。

たとえば、斉藤由貴のCDなんかも、LPだけにポスターが付いていたと記憶している。これはかなり魅力的だったのだが、結局CDだけを買った。

斉藤由貴のCDは今でも問題なく再生できる。そのちょっと前に買ったLPには反ってしまって再生できないものもあるので、たいいへんありがたい。しかも、今のうちにCDの内容をコピーすれば、CDそのものが劣化しても内容を保存できる(これは面倒でやってないけど)。

アナログ記録を行なっていたレーザーディスクは完全に消えた。ディスクサイズが大きかったのが問題ではないと思う。アナログ故に、量産しても低価格化が難しかったのではないかと想像する。

その点、DVDは今後の利用も期待ができる。DVDプレーヤはCDを再生できるし、Blu RayプレーヤーもDVDを再生できる。喜ばしいことである。

ひとつだけ気になるのはコピー保護機能だ。このおかげで、コンテンツの寿命が媒体の寿命で制限される。DVDのコピー保護はほぼ完全に破られているが、現行の日本の法律では保護されたDVDの内容をハードディスクにコピーするだけで違法になる。著作権法的には何ら問題ない行為だが、別の法律で制限されている。Blu Rayに至っては、コピー保護機能をあとから強化する機能を最初から備えているため、コピーそのものが非常に難しい。困ったことである。

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2012年6月4日月曜日

ラジオボタンの悲劇(追記: 写真入れました)

歴史は繰り返さないが韻を踏む――GUIパーツの変遷」という記事を書きました。

【追記】この記事はなくなっているので、改めて「GUIパーツの歴史」という記事を書きました。あわせてご覧ください。

意外に大きかった反響が「ラジオボタンってそういう意味だったのか」です。

「ラジオボタン」は、カーラジオのボタンに由来します。20年以上前にそう習いましたので、確かでしょう。

40歳以上の人は「カーラジオのボタン」でだいたい分かってくれます。30歳代はプッシュボタン式のカーラジオそのものを知らないようです。サンプル数は3ですので全然当てになりませんけど、まあそんな感じです。

そして、特定のボタンに放送局をセットする方法は誰も知りませんでした。ふつうは販売店が設定してくれますから、知らないのも無理はありません。

私も、確実にこうだと言い切れるほど確かな記憶はありませんが、確か以下の手順です。

  1. 設定したいボタンを引っ張る
  2. 選局する
  3. 引っ張ったボタンを押し込む

たぶん合ってると思いますが、確かめようがありません。

今はデジタルになって[SCAN]と[SET]の両ボタンを利用するのが一般的ですが、そもそも地域を合わせるだけで自動的に設定してくれます。1つずつセットする必要はありませんね。

Radio
Typical car radio of analog era. For Toyota's car, made by Fujitsu Ten.
(CC BY-SA 3.0)

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2012年6月3日日曜日

Hyper-V用のスクリプト

以前に書いた記事の再掲載です。

Hyper-Vを操作するスクリプトは、PowerShell用の拡張が公開されていますので、そちらを使う方が簡単かもしれません。

詳しくは、私が書いたマイナビの記事「【管理効率化への挑戦】PowerShellで仮想環境も管理!! Hyper-V、SCとの連携」をご覧ください。

また、Windows Serve 2012では標準でPowerShellコマンドレットが利用できるようになります。

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Hyper-Vを制御するためのスクリプトは、Virtual Serverと互換性がありません。
Hyper-VがWMIベースなのに対して、Virtual ServerはCOMベースという違いもあります。
Hyper-VのWMIプロバイダは以下のブログが分かりやすいようです。

ただし、「Hyper-V RC1」緊急レビューに掲載されているスクリプトを日本語版Windowsで利用する場合は

if VM.Caption = "Virtual Machine" then

if VM.Caption = "仮想マシン" then

に書き換える必要があります。

caption属性という、言語ごとに違う表記を使うのはおかしいと思いますが、他のサンプルでもそうなっているようです。

以下は、修正済みのスクリプトです。
現在実行中の全仮想サーバーのスナップショットを取ります。

Option Explicit 
Dim strComputer
Dim WMIService
Dim VMManagementService
Dim VMSystemSettingData
Dim VMs
Dim VM
Dim ret

strComputer = "."
Set WMIService = GetObject("winmgmts:\\" & strComputer & "\root\virtualization")
Set VMs = WMIService.ExecQuery("SELECT * FROM Msvm_ComputerSystem")
Set VMManagementService = WMIService.ExecQuery("SELECT * FROM Msvm_VirtualSystemManagementService").ItemIndex(0)

For Each VM In VMs
if VM.Caption = "仮想マシン" then
if VM.EnabledState = 2 then
WScript.StdOut.Write VM.ElementName & "is running. Creating Snapthot..."
set VMSystemSettingData = (VM.Associators_("Msvm_SettingsDefineState","Msvm_VirtualSystemSettingData")).ItemIndex(0)
ret = VMManagementService.CreateVirtualSystemSnapShot(VM.Path_.Path,VMSystemSettingData)
if ret = 0 or ret = 4096 then
WScript.StdOut.Write "Success."
else
WScript.StdOut.Write "Failed."
end if
end if
WScript.StdOut.Write vbCrLf
end if
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