2012年1月12日木曜日

本の特盛り: マーク・ルシノビッチ氏の意外な一面と新井素子氏の点々

Comuter WorldのWebサイトで、年末から新連載「本の特盛り」が始まっています。

第2回目は、David Solomon/Mark Russinovich著「インサイドMicrosoft Windows 第4版(上・下)」と、新井素子のSF小説「…‥絶句(上・下)」。

●Mark Russinovichさんのこと

Mark Russinovichといえば、知る人ぞ知るWindows Hacker (本来の意味でのHacker、つまり内部を知り尽くして、あっと言わせる技を使ったり、巧妙なツールを作ったりする人) です。

この人、意外にお茶目な面があります。数年前、米国で開催されたTechEdという技術カンファレンスのプレゼンテーション中に彼のノートPCにチャットによる呼び出しがありました。

プレゼン中にオンラインにしておくのもどうかと思うのですが、面白いのはここから。キーボードから「今、プレゼン中なんだ」と返事をします。まさか返事をするとは思わなかった場内は大爆笑。

最近は「The Case of My Mom’s Broken Microsoft Security Essentials Installation」というタイトルのブログもありました。

母親に買ったPCのトラブルを解決するためにサポートに連絡してばれたらどうしようという話(ちょっと違うか)。

●新井素子さんのこと

1960年生まれなので、今年52歳ですね。私が読み出したのは「まるまる新井素子」が出版された時期で、かなり人気が出てきた頃です。

「もうファンレターに返事は書きません」宣言が出ていたのですが、コピーされた手書きの近況報告に、「おしいことに、ハイユニです、鉛筆は.....」と一筆添えた封書が届きました。

「(「まるまる新井素子」に掲載された写真で)手にしている鉛筆は三菱ユニですか」と書いたので、その返事でした。

そうです。ここで点々が5つだということに気付きました(点々の話はComputer Worldの記事を読んでください)。手紙には他にも何か所か点々があり、全て5つでした。書き癖ですね。

引っ張り出したら、その後葉書が5枚も見つかりました。消印を見ると1984年から1986年にかけてです。「どんだけ手紙書いてんねん」と、思わず自分に突っ込みました。

2012年1月3日火曜日

RemoteFX

この記事は、以前買いた記事を再掲載したものです。また、「フィルムスキャナとWindows 7とRemoteFX」もあわせてご覧ください。

ここでテストしたグラフィックカードと同じものを会社で買ってデモ用に使っています。


RemoteFXのテストをしてみました。

Sandy Bridgeと言えども、内蔵グラフィック機能では駄目だったので、外付けボードを買いました。自腹で(自宅用に使うからなんですけど)。

買ったのは玄人志向の製品で、GPUはnVIDIA GeForce210を搭載しています。

ロープロファイル対応ということなんですが、ベゼル(というのかな?)の交換はマイナスドライバでは駄目で、六角レンチが必要でした。

私はラジオペンチを使ったんですが、作業に慣れない人にはお勧めしません。

RemoteFXはVDIの機能なんですが、テストするだけならスタンドアロンのサーバーに、[リモートデスクトップサービス]役割を、RemoteFXの機能を含めてインストールすればOKです。

ただし、以下の点に注意してください。

  • VM の ファイアウォール設定
    [リモートデスクトップ] に加えて [リモートデスクトップ - RemoteFX] が必要
    (最初からSP1の場合は問題ないようです)
  • Administrators メンバであっても、明示的にRemote Desktop Usersのメンバーにしないといけない

それにしても、VMにRemoteFXを追加すると、Hyper-Vの接続コンソールでつながらないのは使いにくい。VGAモードで起動しても駄目でした。そのため、設定を変えるたびに、RemoteFXを削除して再起動する必要があります。

あけましておめでとうございます

昨年は文字通り「激動」の年でした。今年はゆったり、と行きたいところですが、まだまだ日常に戻っていないところもたくさんあります。

我々でできることをしっかりとやっていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。